自家塗装、特にラッカーはダメです(その2)

今日、日中は長崎市と諫早市で引き取り依頼をこなしました。

AF27ディオとAF34ディオ、いずれもエンジン不動。2台ともナンバープレートの手続きも承りました。

福岡帰ってきて夕方、春日市で引き取り依頼こなしました。

SG03Jマジェスティ。エンジン不動、手続きはご自身で済まされていました。

状態はご覧の有り様。ここまで酷いのは久しぶりです。

外国人バイヤーのお話では、ラッカー塗装されたバイクはかの国でこんな感じになるそうです。でも日本でこうなってるのを見るのは初めてとか。

最初見たときは水没車かと思いました。水没するとこんな感じでベロンと塗膜が浮いて剥げてきます。が、今回のは水没車ではなさそうでした。まあそれに近い形にはなったと思うんですけど…。

下地のプラサフ層はきっちり残っています。上塗り層だけ剥がれてる。多分塗料との相性、それと環境起因。自家塗装で、それもラッカー系の塗料が使われた場合に多いです。

ラッカー塗装はバイクにはNGです。塗ってしばらくは綺麗ですが、如何せんバイクは振動の大きい乗り物で、ラッカー膜は硬すぎて脆すぎです。スチール部分ならともかく、プラ部分はやめておいた方が無難です。