グーグルマップで困ること

バイク引取のご依頼でお伺いする場所は、99%が初めて行く場所なので、スマホのマップアプリが必須アイテムです。私の場合は、大まかな場所まではカーナビで行って、それで分からない場合はグーグルマップを使っています。

グーグルマップで困ることはほとんどありません。ときどき、間違ってる、他のマップアプリで調べたらそっちが正解だった、などということが過去数回あったので、グーグルマップだけに頼るってわけにはいかないのですが、でもほとんど間違えないし情報量は他アプリと段違いなので、まずはグーグルマップを使ってどうにも怪しいなと思った時だけ、他のマップアプリを起動する、というやり方をしています。

今日の朝8時は、田川市で現地待ち合わせのお約束でした。

「数日前、引越しをしたのだけど、バイクを前の住所に置いてきてしまったので、取りに来て欲しい」とのご依頼で、本日、出勤前の5分間だけ時間を頂き、前の住所で待ち合わせさせて頂いていました。

ところが現地に行ってみると、対象となるバイクがありません。それに、数日前に引っ越したはずなのに違う名字の表札がかかったままになっています。ていうかまだ誰か住んでるみたいです。

他のマップアプリも起動して確認したけど間違いない、ご依頼人は移動中で電話に出れない、待ち合わせの時間まで残り少ない、もう完全にお手上げ状態です。

とにかく手当たり次第にウロウロしてたら電話がかかってきました。

「さっきの軽トラはバイク屋さんのですか?」

ご依頼人が先に私を見つけてくれて、何とかバイク回収できました。

スズキのCA43Aバスケットでした。レッツ4をベースに大型カゴを固定装備したモデルです。エンジン不動、ナンバープレートの手続きも承りました。

立ち合いのあと、さっき道に迷ったこと、グーグルマップが指示した場所と現在地がかなり離れてることを聞いてみると、

「このあたり全部〇〇番地なのよ」

とのこと。つまり田川市A町○○番地が周囲十数軒全部が共通の住所、プラス名前で郵便が届くとのことでした。

他のエリアでもこういうケースはあるのですが、せいぜい2,3軒で一つの住所だったり、あるいは○○組って表記されててそれはグーグルマップが自動でエリア表示してくれるので、安易なものばかりです。今回は普通の番地表記で、どのマップアプリでも1点表示だったので最高に難しかった。ご依頼主に見つけてもらわないと完璧遅刻。本当にラッキーでした。

午後は今日ご依頼のうち2件、糸島市と福岡市の方は即日お伺いできました。

CA1PAレッツ2とAF62ディオでした。どちらもエンジン不動、ナンバープレートの手続きは、糸島市の方はご自身ですでに済まされていて、福岡市の方だけご依頼承りました。