先日引き取った粕屋町ナンバーの廃車手続きに行ってきました。当社はナンバープレートの手続きも無料で承っておりますが、ご自分でしてみたいという方向けに、粕屋町ナンバーの廃車手続きの仕方をご紹介します。
原付の廃車手続きをするとき、住民票とか納税通知書とか標識交付証明書とかを用意する必要は必ずしもありません。ナンバープレートと印鑑があれば大丈夫です。
ただし、印鑑はシャチハタ不可です。朱肉を使う普通の印鑑をご持参ください。実印でなく認印で充分です。ナンバープレートを盗まれたり無くしたりされている場合は、警察への届け出とその受付受理番号が予め必要です。
粕屋町ナンバーの手続きは、糟屋郡粕屋町駕与丁１丁目１−１の町役場庁舎のみで受け付けています。支所での扱いは無し。
庁舎はサンレイクかすやの隣です。長者原駅から歩いて１０分くらい距離。町営バスを利用した方が良いかもしれません。駐車場はなかなか広大です。
ナンバープレートの受け付けは、正面玄関から入って右側の税務課です。
名義人本人が行けば、ナンバープレートと印鑑、身分証があれば大丈夫。費用はかかりません。ただ、間違いがあったらいけませんので、車台番号や車名、排気量は調べてから行った方が良いです。標識交付書や自賠責保険証も持っていった方が確実です。
申請内容が正しければ廃車申告受付書（いわゆる廃車証明書）が交付されます。
これでナンバープレートの手続き終わりです。
当社ではバイク引き取り時にナンバープレートの廃車手続きの代行も無料で承っています。手続き完了後は、廃車証明書を郵送させて頂きます。お気軽にお申し出下さい。
【補足】
よく誤解される事柄について。
- ナンバープレートは市町村からの「借り物」です。バイクは持ち主のモノですが、ナンバープレートの所有権は市町村にありますので、使わなくなったら返納しましょう。
- 原付の税金は年間2000円～2400円。毎年４月１日時点で名義人だった人に課税され、５月頃に納税通知書が来ます。極端な話ですが４月２日にナンバープレート取得して翌年３月３１日に廃車手続きすると課税されません。
- 原付の税金は年度途中に廃車手続きしても月割りで返ってきたりしません。小型２輪や４輪車と違って、一括払いの掛け捨てになっています。
【補足２】
保険の解約手続きについて
市町村で発行された廃車証明書は、自賠責保険や任意保険（加入者のみ）の解約手続きに必要です。
ちなみに、自賠責保険の解約手続きはしてもしなくても自由です。残り期間が３か月を切ってる状況で「更新のご案内のおはがき」が来ますが、更新せずにほったらかしにしていたら期限日をもって自動的に解約になります。ただ、３か月以上残ってるときは、数百円レベルですが返金制度もありますので、きちんと解約手続きをした方が良いかもです。解約手続きは、自賠責証書の左下に保険会社問い合わせ先が必ず記載されていますので、そこへ「バイクを処分したから解約手続きしたい」とご連絡下さい。
任意保険は多くの場合「自動更新契約」になっていますので、きちんと解約手続きする必要があります。たとえばファミリーバイク特約もこれに属します。保険会社の窓口へお申し出下さい。
今日の回収事例
今日、午前中は廃車ならぬ歯医者行ってきました。きちんとメンテしてないから、気付いた時はお口の中いつも敗北です。
それはともかく、歯医者前の朝方は昨夜引き取ったバイクのエンジンなおしてました。
SA16Jジョグ。ベルト切れ。交換の巻。
巻といえば今日は御用納めの日です。ナンバープレートの廃車手続きは、来年やっても税金が更新するとかの制約はないのですが、気持ち的には今日までの手持ち分は全部済ませておきたいところ。福岡の区役所と粕屋町と軽自動車協会の３カ所をまわるつもりだったので、エンジン修理は巻いて仕上げました。
歯医者も終わってさあ出発しようと思ったら新聞販売店様のUA08Jギアのパンク修理依頼が。
自分の日頃の行状を悔みつつ、でもさっきまで診察台の上だった自分を投影しつつ、急いで修理。もうツルツルだったので交換対応になりました。自分の歯も交換出来たら簡単なのに。
修理終わって急いで納車。その足で某不動産管理会社様からの回収依頼をこなしながら、福岡市の区役所に向かいました。
当社は自転車の回収は、あくまでバイク回収ご依頼のついでです。一般の方のご依頼でも不動産管理会社様のご依頼でもそれは同じ。不動産管理会社様ご依頼の時は自転車多めになりますが、ある程度長めの猶予期間を許して下さるので、いつも甘えて後回しにしています（）。そのせいで取り残しが増えてしまい、今日はその帳尻合わせって感じで残り全部回収しました。
結局、バイクはSA16Jジョグのみでした。エンジン不動。これのナンバープレートの手続きも一緒に今日済ませてきました。
