モデル概要
ホンダのトライアルバイクです。トライアルとは、崖とか壁上とかおよそ道じゃないところをよじ登ったり下ったりするオートバイ競技のことです。マイナーな競技なのですが、80年代に日本でも大ブームになったことがあり、その時、このTLR200は年間売上ランキング1位を取ったことがあるほど売れまくったモデルです。単気筒空冷4サイクルエンジンを搭載。発売は1983年から。もう30年以上も前のモデルですけど、今でも定期的に引き取り事例があります。
車台番号はこちら。
首(フレームとハンドル軸との結合部分)の乗った状態で右側です。ハンドルを左にきると見える位置、フレーム側に刻印されています。MD09-OOOOOO。車名:ホンダ、型式:MD09、原動機型式:MD09E、排気量:194cc。
【補足1】トライアルバイクについて
競技用は本当に必要最小限のパーツ構成になっています。ごく細のボディ、幅広のハンドル、最小限しか入らない燃料タンク、シートはおまけ程度のサイズ。ヘッドライトやウインカーも競技に出場するとき簡単に取り外し可能。とにかく軽さが重要視される競技。このモデルも総重量90kg程度しかありません。静止状態からの瞬発力に特化したエンジンが採用されています。
乗り心地はあまりよろしくないし、高速走行も苦手、ロングツーリングには全く向かない乗り物ですが、道なき道を走るときはとても便利。一部の地方の災害救助隊でも採用されています。
【補足2】抹消登録手続きについて
TLR200はどちらかというと競技用での用途が多いので、ナンバープレート取ってる人は稀ですが、取ってる場合は軽自動車協会での手続きが必要です。難しい場合は当社にお任せください。
今日の事例
午前中は志免町、福岡市内で引き取り依頼をこなしました。
左からAF34ライブディオ、AF67トゥデイ、AF27スーパーディオ、AF18初代ディオ。いずれも無料回収。2台はナンバープレートの手続きもご依頼頂きました。
午後も福岡市内、AA01リトルカブを引き取りしました。
エンジン不動。こちらも手続きご依頼頂きました。
毎年2月は、卒業やお引越しシーズンにともない、ご依頼数も飛躍的に伸びる時期です。4月1日が税金がかかるかどうかの基準日なため、3月はさらに多忙期になります。回収員も休みなしでフル稼働しているのですが、2月の後半からはそれでも手が足りない状況になってきます。特に土日はご希望の時間にお伺いできないこともしばしば。今年度中のバイクの処分をお考えの方は、是非お早めにご依頼下さい。