ホンダMF01「Spacy250FREEWAY(スペイシー250フリーウェイ)」

モデル概要

ホンダ250クラスビッグスクーターの元祖モデルです。当時、50~125クラス主力だったスペイシーシリーズの最上位モデルとして、1984年から販売されました。

水冷単気筒4サイクルエンジンを搭載。当時のスクーターは縦型エンジンがまだ主流だった時代で、シート下はガソリンタンク、その下にエンジンという構成になっていました。このMF01型もメットインスクーターではありません。シート下に収納スペースがないので、その分、今の時代のビッグスクーターと比較して座高が低く、また横幅もほっそりしたシルエットになっています。

車台番号はこちら。

シートを開けた状態、座面後方の、シートロック機構がある部分(赤い丸印)に刻印されています。(鍵がないと見えない位置になります。)MF01-OOOOOOO。車名:ホンダ、型式:MF01、原動機型式:MF01E、排気量:249cc。

【補足】「フリーウェイ」はサブネーム
今日ご紹介のMF01は「スペイシー250フリーウェイ」です。スペイシーシリーズでは125と250にサブネームがついていて、125は「ストライカー」、250は「フリーウェイ」となっています。が、あくまでサブネームであって、のちに登場するMF03フリーウェイは全く新しい別物です。

MF03フリーウェイ

MF01スペイシー250フリーウェイの引き取り事例は多くありません。かなり古いモデルなので修理部品の入手も困難。引き取りが難しくなりつつあるモデルの1つです。

今日の事例

午前中からお昼にかけて北九州市に行ってきました。

左から、今日ご紹介のMF01スペイシー250とMC34ホンダFTR223。いずれもエンジン不動で無料回収。ナンバープレートの手続きも承りました。

夕方は筑紫野市。

AF34ライブディオ、エンジン不動。手続きは既に済まされていて、車体のみ引き取りました。

毎年2月は、卒業やお引越しシーズンにともない、ご依頼数も飛躍的に伸びる時期です。4月1日が税金がかかるかどうかの基準日なため、3月はさらに多忙期になります。回収員も休みなしでフル稼働しているのですが、2月の後半からはそれでも手が足りない状況になってきます。特に土日はご希望の時間にお伺いできないこともしばしば。今年度中のバイクの処分をお考えの方は、是非お早めにご依頼下さい。