毎週火曜日はトラックターミナルで積み込みの日です。大型トラックがいつ来るか分からないので、待機時間を利用してターミナルの片隅で出荷直前のバイクの修理(悪足掻き)をちょこちょこしています。先週の作業内容はこちら。
今週はこの辺りの10数台を修理しました。
作業場所はこの辺り。
だいたいいつもの場所だったのですが、今週は大雨で悲惨でした。一応、ターミナル倉庫の大きなひさしの軒下ではあるのですが、風が強くて雨が吹き込んできます。
ちなみに、上の写真、白の5AUビーノはエンジン確認してるところです。キックがやたら重たいのでちょっと見なおしてる所。
原因は「オイル噛み」でした。5AU型は2サイクルエンジンなので、エンジン燃焼室内にもオイルがほんの少しだけ流入します。エンジン回ってる時はもちろんのこと、止まってる時もポンプのギア位置によっては流入しています。でもこの個体はしすぎ。プラグにこんなに付着してるということは、燃焼室内はオイルまみれのはず、キックが重たいのも道理です。チェック漏れの類い。今日の出荷からは外しました。
その他の作業内容はこちら。最後の足掻きシリーズです。
こちらはCA41Aレッツ4のレグ交換。
走行にはほとんど全く支障ないんですけど、見栄えは悪い。パーツが手元にあったので交換しました。
次、AF67トゥデイの右ボディの亀裂補正。これは目立ちます。素足で乗ってたらケガするかも。
交換しました。
同じくドレス(リヤタイヤ泥除け)の亀裂補正。
これはもうほとんど影響ないと思うのですが、気付いたら気になるというか、パーツがあったので交換しました。
CA1PAレッツ2のヘッドライトカバーの欠けの補正
同じくメーター周りの穴補正
今週その他の写真は撮り忘れてますorz
作業場所は雨が酷かったので、途中から倉庫の中に移動しました。
しかし、中は暗い。ただの倉庫なので仕方ないのですが、バイクの修理するには暗すぎてネジ山見つけるのに一苦労でした。
バイクの整備において、作業場の光問題は重要です。下向きネジ横向きネジ。バイクに上向きネジはほとんどありません(キャリア部分ぐらい?)。だから、正確なねじ回しするためにも、全周から光がさすような環境がベストです。そういう意味では日光は最適。環境や天候が許すなら、作業場は屋外の方が良いです。
ちなみにうちの店の作業場天井はこんな感じです。
なるべく広いエリアを全周照らすように、この店継いだ時あまってた照明器具を付け足しました。壁紙も光を反射するよう白に変更。他にペンライト、足付きライト、ヘッドライト、ピンライトとか。電灯系は試行錯誤するうちに随分増やしてしまいました。屋外工事用の投光器とかもあるのですが、これは光が強すぎて他の部分が影になるので全く使わず。経理の人に超怒られるので内緒です。
今週は29台出荷しました。
かの地で再び頑張っていただきます。
今日の事例
まずは昨日の夕方引き取り分です。福岡市と春日市で引き取り。左からF5BヤマハYB1とAF30タクト。いずれもエンジン不動、2台ともナンバープレートの手続きも承りました。
こちらは今日の夜の分。北九州市と福岡市で引き取り。左からSA58JジョグZR、AF68ディオチェスタ、AF68ディオ。いずれもエンジン不動。これらは車体の引き取りのみ承りました。
毎年2月は、卒業やお引越しシーズンにともない、ご依頼数も飛躍的に伸びる時期です。4月1日が税金がかかるかどうかの基準日なため、3月はさらに多忙期になります。回収員も休みなしでフル稼働しているのですが、2月の後半からはそれでも手が足りない状況になってきます。特に土日はご希望の時間にお伺いできないこともしばしば。今年度中のバイクの処分をお考えの方は、是非お早めにご依頼下さい。