廃車するのにナンバープレートを外そうとしてるんだけど、ネジが硬くて外れないんだよ。そのままにしてても構わないかい?
というお問い合わせがよくあります。
結論から申しますと、そのままにしてて全く問題ありません。当社は、ナンバープレートの手続き代行も無料ですし、大半のケースで車体の引き取りとともに承っています。
でも、中には、
車体の処分はお願いするけど、手続きだけは自分でしたいので、来た時にプレートだけ外してくれるかい?
という方もいらっしゃいます。珍しいナンバーなので記念に取っときたかったりご友人名義だったり、事情は様々ですが、こちらも結論から申しますと、私ども的には全く問題ありません。現場でプレートを外してお返しします。むしろ、ありがたいと言いますか、手続きの面倒をお任せ?して申し訳ないと言いますか、とにかく大歓迎です。
ところで、ナンバープレートのネジって非常に硬く締め付けられています。特に裏面のボルトは錆びやすい場所でもある為、年数経ったバイクほど硬い。ご家庭で使われてるDIY用の道具では歯が立たないケースが多々あります。難しいと感じられたら、無理せず、前述のように、当社でやりますので遠慮なくお申し付けください。
で、
今日、どうしてこんなこと今さら書いてるかというと、とても貴重なケースがあったからです。
僕がやったんじゃないもん
最初からほとんどもげててトドメさしただけだもん
…などと悔やんでも仕方ありません。まあ、このような破損した車体の引き取りはちゃめしごとですし、また火曜日ネタの1つ増えるだけの事だったのですが、今回は原因がご依頼主様の誤解と言いますか当社の宣伝不足と言いますか、「ナンバープレートは事前に外さなくても大丈夫です」というのが浸透してないことが原因なので、改めて告知しておいた方が良さそうだと思い、今日のネタにさせてもらった次第です。
ご依頼主様の話によりますと、依頼の連絡を下さる前にナンバープレートの手続きを自分でやってしまわないといけないと思い込まれていたらしく、プレートを自分でなんとか外そうとして、でもどうしてもネジが外せなくて、無理矢理引きはがそうとしたらナンバー台(泥除け)ごとモゲた、とのことです。
ナンバープレートの裏のナットです。黒いのはモゲた泥除けの一部。裏ナットは通常だいたいこんな感じでサビサビになっています。こうやって写真に残す機会がめったにないので貴重なケースです。ここまでサビてるとご家庭用のドライバーとペンチでこれを外すのは至難だと思います。
これを外すやり方はいろいろあります。今回は「バイスグリップ」を使いました。ペンチと万力を合わせたような特殊工具で、ホームセンターで1500円くらいで売ってます。
裏は10mmソケットつけたラチェット(2000円~)を使用しました。メガネレンチ(500円~)でも可。ペンチとかスパナではナメるので避けた方が無難。
道具さえあれば、すんなり外せます。でも、これだけの為に高価な工具を揃えるのももったいないかと思います。なので、ナンバープレート外すのは、当社にお任せください。できれば泥除けを破壊する前にorz
今日の事例
10連休最後の日。今日は宗像市と福岡市に行ってきました。
左から、AF35ディオZX、AF56スマートディオ。2台ともエンジン不動。2台ともナンバープレートの手続きもご依頼頂きました。
5月は納税通知書が届く時期です。この納税通知書が届くことによって、自宅(の倉庫とか納屋とか)奥の方に放置されたままのバイクの存在を思い出し、引き取りご依頼してくださる方が少なからずいらっしゃいます。そういう方のバイクは、いろんな荷物の下敷きになってる事例が多いです。人力で出来る範囲なら、こちらで整理整頓してバイクだけ奥から引っ張り出してことも無料で出来ますので、思い出したこの機会に是非ご依頼下さい。