スズキBA41A「Birdie(バーディー)」(FB50-1型)

スズキのビジネスバイクです。横型の空冷4サイクルエンジン搭載。アンダーボーンフレームで、自動遠心クラッチの、3速ロータリー型ギアチェンジ。ホンダ・カブとよく似た形してますが、こちらはスズキ製です。通称「バーディー」。
バーディーも歴史は古く、元モデルとなるF50型は1969年に発売されました。最初は2サイクルモデルからスタートしたのですが、1983年から4サイクルモデルも追加されました。別名「4ストバーディー」とか「FB50」とか呼ばれています。その初代モデルが今日ご紹介するBA41A型バーディーです。

車台番号はこちら。
乗った状態で右側のサイドカバーよりも後方、フェンダーの立ち上がり部分に彫ってあります。車台番号:BA41A-OOOOOO、車名:スズキ、型式:BA41A(1991年以降製造のモデルはA-BA41A、2002年以降製造のモデルはBA-BA41A)、原動機型式:A401、排気量:49cc。

【補足】都市部よりも地方で強いビジネスバイク
カブもそうなのですがバーディーも、もともとは都市部より地方の方に好まれてるバイクです。理由は、悪路に強い、燃費が良い、多少乱暴に扱っても壊れない、バッテリーがなくてもエンジンかかる本格キックスターター装備で、冬の間全くエンジンかけてなくバッテリーあがってても始動しやすい等。スクーターに比べたら多少高価ですが、スタンドなどの支援設備が少ない場所には最適のスペックを有しています。
フレームむき出しの鋼鉄で構成されてますので、乗らなくなって外に放置された状態だとすぐサビ朽ちて駄目になります。都市部では保管場所に苦労しがちですが、その点、地方の、特に農家の方とかは湿度少ない大きな納屋の中に保管されてるので問題なし。
スクーターに比べたら最初はとっつきにくいバイクなのですが、慣れればこれほど使いやすい乗り物はありません。数十年にわたり形をほとんど変えずに生き残ってきた理由はその辺りにあるかと思います。

【引き取り事例】
BA41Aバーディも約20年にわたり販売されたロングセラーモデルです。カブに比べたら数は少ないですが、このモデルの引き取り例も多いです。特にスズキの営業力が強い地域でよく引き取り依頼があります。ただ、販売終了からも20年経ち、BA41A型にはあまり縁がありません。最近では後継のBA42A型の引き取り例の方が多いです。

今日の事例

午前中は福岡市、午後は糸島市ともう一回福岡市に行ってきました。
上段左からSA10Jビーノ、AF61トゥデイ、AF62ディオチェスタ、AF61トゥデイ。
下段左からAF34ディオ、AF48リード、AF68ディオ、今日ご紹介したBA41Aバーディ、SA37Jビーノモルフェ。あとおまけの自転車。いずれもエンジン不動。9台中3台はナンバープレートの手続きも承りました。

バイクの廃車時は、ナンバープレートの手続きもきちんとしないと翌年度も税金取られるという事態になってしまいます。粗大ゴミ回収業者や、買い取り系会社の一部では、車体だけ持って行って手続きはほったらかしにしてることがあります(実際、多くの市町村役場の窓口で、そんな悪質業者への注意喚起文が貼りだされています)。発覚するのが翌年度の話になるので、だいたいが手遅れで、車税安いからと泣き寝入りしてしまう方もいらっしゃいます。
当社では、車体回収後だいたい2週間以内に手続きを完了し廃車証明をご依頼人様へ郵送しています。さらにその控えを当社で保管しておりますので、郵送事故や役所側の手違いなど万が一にも備えています。バイクの引き取りご依頼は、ナンバープレートの手続き含めて全て無料の当社へ是非ご依頼下さい。

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6月の引き取り業務は、わりと暇です。その代わり修理業務が増える時期。道路端を走行中に水たまりにタイヤ取られて転倒したとか、大雨で駐車場が冠水してエンジン内に水が入ったとか、かなり重篤なケースが増える時期です。普段バイク乗られてる方ほどそういう危ない状況になりがちなシーズンですので、充分にお気を付けください。