モデル概要
カワサキのネイキッドバイクです。250cc単気筒空冷4サイクルエンジンを搭載。ピストン径よりストローク量の方が大きいロングストローク設定のエンジンで、ほぼ垂直に大きく直立したシリンダーの形が特徴的。出力はごく普通なのですが、昭和の雰囲気を醸し出すレトロチックなシルエットが、幅広い年齢層でうけたようで、1992年から2017年まで売れたロングセラーなモデルです。
車台番号はこちら。
ハンドルを左にきると見える、首部分(フレームとハンドル軸との結合部分)の、乗った状態で右側に刻印されています。BJ250A-OOOOOO。車名:カワサキ、型式:BA-BJ250A(02年からFI仕様になりJBH-BJ250Aへ変更)、原動機型式:BJ250AE、排気量:249cc。プラグ:DR9EA(1本)、バッテリー:「X9」タイプ。
【補足1】07年モデルまでは4つのバージョン
大きな特徴はシート形状の違いとブレーキ仕様です。①「無印」…シートが前後別体でブレーキはディスク仕様。②「RS」…ロングシートでブレーキはディスク仕様。③「カスタム」…シートが別体でブレーキはドラム仕様。④「RSカスタム」…ロングシートでブレーキはドラム仕様。
「無印」
「RS」
【補足2】07年以降
エストレヤは07年に一回だけフルモデルチェンジしました。といってもエンジン回りのみの変更。排ガス規制対策の為、キャブレター仕様からFI仕様に変更されました。その際、上記の4つのバージョンが統合され、07年以降は新設計のロングシート、ブレーキはフロントがディスク仕様、リヤはドラム仕様の形に統一、タコメーターが追加されました。
【補足3】抹消手続きについて
エストレヤは126-250ccの軽二輪扱いですので、ナンバープレートの手続きでは軽自動車届出済証が必要です。
抹消手続きは軽自動車協会で受け付けています。難しい場合は当社でお任せください。
今日の事例
今日は長崎市と諫早市で引き取り依頼をこなしました。
左から、今日ご紹介のエストレヤ、CA1PAレッツ2、JF06リード100。いずれもエンジン不動。2台、ナンバープレートの手続きも承りました。
夕方は久留米市。途中、急遽ご依頼頂いた鳥栖市の方の引き取りも行ってきました。
左からMD09ホンダTLR200、CF50シャリー、5AUビーノ。ビーノは手続きもご依頼頂きました。
毎年2月は、卒業やお引越しシーズンにともない、ご依頼数も飛躍的に伸びる時期です。4月1日が税金がかかるかどうかの基準日なため、3月はさらに多忙期になります。回収員も休みなしでフル稼働しているのですが、2月の後半からはそれでも手が足りない状況になってきます。特に土日はご希望の時間にお伺いできないこともしばしば。今年度中のバイクの処分をお考えの方は、是非お早めにご依頼下さい。