スズキの4ストスクーターです。2004年から販売されたCA41Aレッツ4(1型)が大好評だったので、その豪華版としてこのCA42AアドレスV50が誕生しました。インナーポケットや燃料計を標準装備。工場出荷状態で「ADDRESS V50」のロゴ。パーツとパーツの隙間が極端に小さい、直線的なイメージのフルカウルが特徴。発売は2007年から。
車台番号はこちら。
乗った状態で右側の中央下。フレーム下端(赤い丸部分)に刻印されています。CA42A-OOOOOO、車名:スズキ、型式:BA-CA42A、排気量49cc、原動機型式:A404。
【補足1】アドレスシリーズ
1980年代から歴史あるアドレスシリーズの5代目辺り?の位置付けになるのですが、前作CA1NAアドレスの販売終了から随分と間を空けての登場で、おまけに2ストから4ストに移行して全く別物のシルエットになっています。レッツシリーズと違い、新シリーズとして分類した方が良いかもしれません。
【補足2】G型
ノーマルとは別に、盗難防止アラームやシガーソケット電源を装備した上位機種もあります。
【引き取り事例】
引き取り事例はとても多いです。中身はCA41Aレッツ4のエンジンに少し手を加えていますがほぼ同等。シルエットは個人的にはとてもカッコいいと思います。ただ、外装を剥ぐ作業が他のモデルと比べて複雑で、使われてるネジやピンも倍以上あって、整備するうえでは非常に一苦労多いモデルです。修理費用も少し高めな為か、ちょっとバッテリーあがったくらいで手放す方が多いような気もします。一時期カーボン噛み個体が頻出したこともあってサービスキャンペーンで熱対策が施されてるのですが、リコール(積極的改修)ではなかったので、修理しないで引き取りご依頼する方が多いのかも。私個人としては大変好きなモデルです。
今日の事例
午前中は北九州市、午後は福岡市と大野城市に行ってきました。
上段左からAF35ディオとSA10Jビーノ。下段左からAF55スクーピー、CA41Aレッツ4、AF56スマートディオ、5AUビーノ。6台ともエンジン不動、うち3台はナンバープレートの廃車手続きも承りました。
5月は納税通知書が届く時期です。この納税通知書が届くことによって、自宅(の倉庫とか納屋とか)奥の方に放置されたままのバイクの存在を思い出し、引き取りご依頼してくださる方が少なからずいらっしゃいます。そういう方のバイクは、いろんな荷物の下敷きになってる事例が多いです。人力で出来る範囲なら、こちらで整理整頓してバイクだけ奥から引っ張り出してことも無料で出来ますので、思い出したこの機会に是非ご依頼下さい。