日出町ナンバーの廃車手続き

当社は大分県日出町でも無料引き取りの対応エリアです。日出町のナンバープレートの廃車手続きももちろん無料で承っております。が、今日はご自分でしてみたいという方向けに、日出町ナンバーでの手続きの仕方をご紹介します。

原付の廃車手続きをするとき、住民票とか納税通知書とか標識交付証明書とかを用意する必要ありません。ナンバープレートと印鑑があれば大丈夫です。

ただし、印鑑はシャチハタ不可です。朱肉を使う普通の印鑑をご持参ください。実印でなく認印で充分です。ナンバープレートを盗まれたり無くしたりされている場合は、警察への届け出とその受付受理番号が予め必要です。

日出町ナンバーの手続きは、町役場本庁舎で受け付けています。開庁時間は平日の0830時から1700時まで。

庁舎は繁華街中心部に位置しますが、大通りから少し奥まった場所にあります。案内看板はあちこちにあるのですけど、土地勘がない方は最初戸惑うかもしれません。駐車場はちょっと狭いです。

手続きは1階の税務課。正面玄関から入って左側にあります。
日出町の原付申請用紙は2枚複写式になっていますので、ダウンロードサービス等はなし。申請用紙は窓口に置いてあります。青色と桃色がありますが、廃車用は桃色の方。

書き方は窓口の方も教えてくれますが、福岡市の様式とよく似ていますので、宜しければこちらをご参考下さい。

①~⑩まで記入捺印して、ナンバープレートと一緒に窓口に提出します。費用はかかりません。(ただし、日出町の場合は②届出者の欄に印鑑押す箇所がありますので、名義人と届出人とが別人の場合は両方の印鑑が必要です。)

記載内容が正しければ廃車申告受付書(いわゆる廃車証明書)が交付されます。

当社ではバイク引き取り時にナンバープレートの廃車手続きの代行も無料で承っています。手続き完了後は、廃車証明書を郵送させて頂きます。お気軽にお申し出下さい。

【補足1】よく誤解される事柄について。

  • ナンバープレートは市町村からの「借り物」です。バイクは持ち主のモノですが、ナンバープレートの所有権は市町村にありますので、使わなくなったら返納しましょう。
  • 原付の税金は年間2000円~2400円。毎年4月1日時点で名義人だった人に課税され、5月頃に納税通知書が来ます。極端な話ですが4月2日にナンバープレート取得して翌年3月31日に廃車手続きすると課税されません。
  • 原付の税金は年度途中に廃車手続きしても月割りで返ってきたりしません。普通乗用車と違って、一括払いの掛け捨てになっています。

【補足2】保険の解約手続きについて

市町村で発行された廃車証明書は、自賠責保険や任意保険(加入者のみ)の解約手続きに必要です。

ちなみに、自賠責保険の解約手続きはしてもしなくても自由です。残り期間が3か月を切ってる状況で「更新のご案内のおはがき」が来ますが、更新せずにほったらかしにしていたら期限日をもって自動的に解約になります。ただ、3か月以上残ってるときは、数百円レベルですが返金制度もありますので、きちんと解約手続きをした方が良いかもです。解約手続きは、自賠責証書の左下に保険会社問い合わせ先が必ず記載されていますので、そこへ「バイクを処分したから解約手続きしたい」とご連絡下さい。

任意保険は多くの場合「自動更新契約」になっていますので、きちんと解約手続きする必要があります。たとえばファミリーバイク特約もこれに属します。保険会社の窓口へお申し出下さい。

今日の事例

毎週金曜日は大分エリアに行くことが多いです。今日は日出町の他、中津市、別府市、大分市でそれぞれ引き取り依頼をこなしました。

左からSA08Jジョグポシェ、SA11Jアプリオ2台、AF52ジュリオ、AF62ディオ。


左からCA1PAレッツ2、AF27ディオ、AF34ディオ、AF24タクト、AF18ディオ。計10台いずれもエンジン不動、うち4台はナンバープレートの手続きも承りました。

毎年2月は、卒業やお引越しシーズンにともない、ご依頼数も飛躍的に伸びる時期です。4月1日が税金がかかるかどうかの基準日なため、3月はさらに多忙期になります。回収員も休みなしでフル稼働しているのですが、2月の後半からはそれでも手が足りない状況になってきます。特に土日はご希望の時間にお伺いできないこともしばしば。今年度中のバイクの処分をお考えの方は、是非お早めにご依頼下さい。