毎週火曜日はトラックターミナルで積み込みの日です。大型トラックが何時に来るかはその日にならないと分からないので、待機時間を利用してターミナルの片隅で出荷直前のバイクの修理をちょこちょこしています。先週の作業内容はこちら。
今週の作業場所はトラック用の高圧洗浄機の前の細いスペースでした。
まずはAF55スクーピーのスピードメーターパネル。
交換作業中。スピードメーターだけ交換するにも結構深いとこまでばらさないといけません。
仕上がりはこんな感じです。
次、SA24Jベーシックジョグの右ステップの交換。
同じ個所を去年末と先々週も交換をした記憶があります。SA24Jのここは弱いのかも。
次、CA1PAレッツ2。アンダーカウルとドレス(泥除け)の交換。
レッツ2のドレス交換は他の車種に比べてとても面倒です。作業中、ガソリンタンクやオイルタンクの配管を外して繋ぎなおす必要があって、本来ならばガソリンもオイルもタンクから全部抜いた状態で作業するところです。しかしここは出先、リバイクはブラック企業、ということで、手をオイルまみれにしながら手早く交換しました。
今日は駆動系も何台かここで扱いました。
AF24タクト。キックが下りない現象の解消。シリンダー内のオイルの除去。
4JPアプリオ。エンジンガラガラ音の特定、できれば解消。
音の原因はこれ、破断したクラッチシューのバネが暴れていました。ヤマハのスクーターは意外とこれが多いです。
今週は28台出荷。かの地で再び頑張っていただきます。
今日の事例
今日は引き取り事例無し。一台、ターミナルでの作業が難しいバイクを持って帰ってきました。
シートワイヤーの交換を予定していたのですが、メインキーの動作がおかしい。外してみると、
ハンドルロックするための杭の、挿入穴部分が破断しています。普通はこんなことありえない。おそらくですが、駐車中に犯人がロックを解除しようとハンドル無理に回そうとしたのが原因じゃないかと。大昔のバイクならともかく今時のバイクはそんなことしたって無駄です。犯人は首180度ひねりの刑で。
毎年2月は、卒業やお引越しシーズンにともない、ご依頼数も飛躍的に伸びる時期です。4月1日が税金がかかるかどうかの基準日なため、3月はさらに多忙期になります。回収員も休みなしでフル稼働しているのですが、2月の後半からはそれでも手が足りない状況になってきます。特に土日はご希望の時間にお伺いできないこともしばしば。今年度中のバイクの処分をお考えの方は、是非お早めにご依頼下さい。