シムRFGAP12V「Citycom(シティーコム)125」

台湾のオートバイメーカー・シムのビジネススクーターです。125㏄水冷4サイクルエンジンを搭載。工場出荷状態でボディサイドに「Citycom.125」のロゴ。一見して広いのが分かるフロアデッキが大きな特徴。積載することに特化したスクーターです。日本車で言えばヤマハ・ギアを、横幅はそのまま、ホイールベースを延長してフロアデッキの長さを稼いだ、というような外観をしています。

車台番号はこちら。

乗った状態で足を乗せたときにつま先がくる位置に、小さいカバーがはまっています。マイナスドライバーとかで容易に取り外せるはず。中のフレームに刻印されています。

【補足】
リヤにもタンデムシートを起こしたら大きなフラットデッキが出てきます。

メットインボックスもあります。

メットを入れるにはちょっと小さい、雨具とか入れるにはちょうど良いかも。

【引き取り事例】
当社では外国モデルでも無料回収できます。ですが、製造したメーカーがまだ存在してる場合に限ります。SYMは大丈夫メーカー。台湾にはキムコやシムといったオートバイメーカーがありますが、ことスクーターに関する限り世界的知名度は日本メーカーより上です。特に125クラスでは圧倒的。安いし性能も良い。ただ、惜しむらくは代理店、取扱店がまだ少ないこと。九州でも代理店は増えつつあるようですが、部品入手の難易度はまだ高いのが難点です。

今日の事例

今日は火曜日なので日中はトラックターミナルで修理&積み込み作業でした。

今日ご紹介する1台はこれ。先週のやり残し、AF34ディオのドレス(ナンバー台)の交換。

作業中の写真。ドレスの交換だけの為に、こんな感じで外装半分ばらす必要があります。

できあがりがこちら。
今週は20台出荷。かの地で再び頑張って頂きます。

夕方の時間帯、福岡市と糸島市に行ってきました。

左から、今日ご紹介したシティコム125、AF55スクーピー、JF13スペイシー100。いずれもエンジン不動、3台中2台ナンバープレートの手続きも承りました。

こうして並べてみて気付いたのですが、シティコム125はホイールベース長いと言われてますけど、スペイシー100とあんまり変わらないですね。50クラスのスクーピーよりは明らかに大きいという程度。モノを配るバイクは方向転換も多用するので小回り性も重要になってきますから、一概に優劣は付けられないですけど、でも用途によっては125クラスのビジネススクーターも充分需要ありじゃないかと。たとえば駐車場少ない都市部の宅急便屋さんとか。日本メーカーも作れば良いのに。

5月は納税通知書が届く時期です。この納税通知書が届くことによって、自宅(の倉庫とか納屋とか)奥の方に放置されたままのバイクの存在を思い出し、引き取りご依頼してくださる方が少なからずいらっしゃいます。そういう方のバイクは、いろんな荷物の下敷きになってる事例が多いです。人力で出来る範囲なら、こちらで整理整頓してバイクだけ奥から引っ張り出してことも無料で出来ますので、思い出したこの機会に是非ご依頼下さい。