モデル概要
ヤマハジョグシリーズの6代目、2ストモデルの中では最終型となります。発売は2001年から。フロントディスクブレーキ仕様。スタイリッシュなデザインしてて若者に結構人気です。
外観はABS樹脂を多用したカウルでとんがった部分が多く、ちょっとぶつけると割れやすいのが難点。このモデルを引き取る際、フロントカバーや左右モールの先端部分は必ずといって良いほどヒビ入っています。
車台番号はこちら。
乗った状態で足のスネの前方、中央に長方形の蓋を、マイナスドライバーなどでこじ開けた状態です。そこから見えるフレーム部分に刻印されています。SA16J-OOOOOO。車名:ヤマハ。型式BB-SA16J。原動機型式:A125E、排気量:49cc。
比較的よく回収するモデルです。
【補足1】シャッターキー装備。
ヤマハ車のシャッターキー装備車は、①シャッターON/OFF切り替えにメインキーをそのまま使用でき、しかも開閉操作が容易、②シャッターに連動してリヤタイヤまでロックするので、引きずって盗むことすら困難なほどの盗難抑止性を持つ、大変優秀な装備です。SA16J型からリモコンが付属するバージョンが登場。「リモコンジョグ」とも呼ばれています。
リモコンジョグにはシャッターキーの電動解除機能や広い駐輪場で応答してくれるアンサーバック機能があります。
【補足2】
SA16J型にはノーマルの他に3つのバージョンがあります。
「ZRエボリューション」
リヤウイング、キャストホイール、リザーブタンク付きリヤサス、レーシングマフラーを装備したスポーツタイプバージョンです。
「JOG C」
コストパフォーマンスを重視した廉価バージョンです。「JogC」のロゴと簡易型リヤステーが特徴。
「ZⅡ」
ZRをベースに、ウイングをリヤキャリアに変更したバージョンです。「ZⅡ」のロゴが特徴。低速トルクを重視したセッティングのエンジン。モノを積めるZRといったイメージです。あまり回収事例がありません。写真の個体はヘッドライト部分が丸ごとなくなってますが、本来は他のバージョンと同じヘッドライトが付いています。
今日の回収事例
今日前半は福岡市で引き取り依頼をこなしました。
自転車の左から3KJジョグ、SA11Jアプリオ、CA1PAレッツ2。いずれもエンジン不動。1件はナンバープレートの手続きも承りました。
今日後半は北九州市と飯塚市を周りました。
左からCA1CAアドレス、AA01カブカスタム、AF18ディオ、AF27ディオ。いずれもエンジン不動。ナンバーの手続きは全車すでに済まされていました。
おまけで不動産管理会社の放置自転車撤去。
今年もあとわずかです。年末まであとわずかです。明日回るエリアでしたら当日ご依頼の引き取りも可能です。