当社は嬉野市も対象エリアです。当地のナンバープレートの手続きも無料で承っておりますが、ここではご自分でしてみたいという方向けに、嬉野市ナンバーの廃車手続きの仕方をご紹介します。
原付の廃車手続きをするとき、住民票とか納税通知書とか標識交付証明書とかを用意する必要は必ずしもありません。ナンバープレートと印鑑があれば大丈夫です。
ただし、印鑑はシャチハタ不可です。朱肉を使う普通の印鑑をご持参ください。実印でなく認印で充分です。ナンバープレートを盗まれたり無くしたりされている場合は、警察への届け出とその受付受理番号が予め必要です。
ナンバープレートの手続きは嬉野市役所本庁(旧塩田町庁舎)で受け付けています。
嬉野市は、2005年に嬉野町と塩田町が合併して誕生しました。なので、昔の嬉野「町」ナンバーや、塩田町ナンバーもここで受け付けています。(05年の合併ではいろいろな経緯があったようで、塩田の名前をなくす代わりに旧塩田町庁舎が市役所本庁舎になったそうですが、本来ナンバープレートを扱う税務課は旧嬉野町庁舎2階にあります。でも手続きは、どちらの庁舎でも受け付けてもらえるようです。)
本庁舎の場合、受け付けは正面玄関から入って左側の市民課です。
申請用紙は窓口で貰えます。また、市役所ホームページからダウンロードもできます→嬉野市軽自動車税廃車申告書兼標識返納書。
書き方は窓口の方も教えてくれますが、宜しければこちらをご参考下さい。廃車手続きに費用はかかりません。記載内容が正しければ廃車申告受付書(いわゆる廃車証明書)が交付されます。
当社ではバイク引き取り時にナンバープレートの廃車手続きの代行も無料で承っています。手続き完了後は、廃車証明書を郵送させて頂きます。お気軽にお申し出下さい。
【補足1】よく誤解される事柄について。
- ナンバープレートは市町村からの「借り物」です。バイクは持ち主のモノですが、ナンバープレートの所有権は市町村にありますので、使わなくなったら返納しましょう。
- 原付の税金は年間2000円~2400円。毎年4月1日時点で名義人だった人に課税され、5月頃に納税通知書が来ます。極端な話ですが4月2日にナンバープレート取得して翌年3月31日に廃車手続きすると課税されません。
- 原付の税金は年度途中に廃車手続きしても月割りで返ってきたりしません。普通乗用車と違って、一括払いの掛け捨てになっています。
【補足2】保険の解約手続きについて
市町村で発行された廃車証明書は、自賠責保険や任意保険(加入者のみ)の解約手続きに必要です。
ちなみに、自賠責保険の解約手続きはしてもしなくても自由です。残り期間が3か月を切ってる状況で「更新のご案内のおはがき」が来ますが、更新せずにほったらかしにしていたら期限日をもって自動的に解約になります。ただ、3か月以上残ってるときは、数百円レベルですが返金制度もありますので、きちんと解約手続きをした方が良いかもです。解約手続きは、自賠責証書の左下に保険会社問い合わせ先が必ず記載されていますので、そこへ「バイクを処分したから解約手続きしたい」とご連絡下さい。
任意保険は多くの場合「自動更新契約」になっていますので、きちんと解約手続きする必要があります。たとえばファミリーバイク特約もこれに属します。保険会社の窓口へお申し出下さい。
今日の事例
今日午前中はお休み頂いて、年一回の健康診断、搬送車の定期点検、整備場の大掃除、買い物など、仕事以外の懸案を一気に済ませました。
その一例、タイヤ交換などで発生した廃タイヤの処分。普段はパーツ問屋さんがやっている無料回収キャンペーンを利用しているのですが、制限本数以上に発生することがよくあるので、どんどん溜まっていくことがしばしば。そうやってある程度貯まってしまったら大野城市にあるタイヤチップセンターに持ち込んでいます。
有料だけどまあまあ安い。これで整備場が一気に片付きました。
午後はゆっくり買い物…とか思っていたのですが、小郡市から引き取り依頼あって、「実家のバイクで、普段はおばあちゃんしかいないので不安だけど、今日来てくれたら私(ご依頼人様=お孫さん)がいるから助かる」とのこと。近いので、買い物バタバタ済ませて行ってきました。
SA08Jジョグポシェでした。綺麗な状態、エンジン実働。ナンバープレートの手続きはご依頼人様が済ませていらっしゃいました。