スズキのスクーターです。通称「ストマジ」。見た目はロードスポーツっぽいのですが、クラッチやギアチェンジペダルはなく、V型ベルト式無段変速機構付きの50cc空冷2サイクルエンジンを搭載。レッツ2などと同系統エンジン積んでおり、スズキ公式でもスクーター扱いとなっています。でもフレームはツインチューブ式で、倒立フォークなどと本格派。アンダーに突き出たでかいチャンバー、前後とも12インチホイルなども大きな特徴。かなり異端なバイク。発売は1997年から。
車台番号はこちら。
フレームの首(ハンドル軸)にあたる部分、ハンドルを左に切って右側フレーム(青丸部分)に刻印されています。CA1LA-〇〇〇〇〇〇。車名:スズキ、型式:CA1LA、原動機型式:A152、排気量:49cc。
【引き取り事例】
CA1LA型は若い人からの引き取り依頼が多いイメージです。ご依頼時はサビまくってる個体が多いですけど、でも転倒キズとか事故個体は少ない、ただこの見た目ですのでエンジンは最大出力でぶん回してた個体が多い、引き取る際は焼き付いてるか異音がしてるかで無事なエンジンは少ない、という印象です。10年前まではときどき引き取り依頼があったですが、今はほとんど引き取り例がありません。
今日は佐世保市、時津町、長崎市、武雄市、鳥栖市というルートで引き取り行ってきました。
左からAF61トゥデイ、CA1KAレッツ2、AF62ディオ、AF57ディオZ4、AF34ライブディオ。レッツ2はエンジン実働(ちょっと異音あり)。5台中3台、ナンバープレートの手続きも承りました。
バイクの廃車時は、ナンバープレートの手続きもきちんとしないと翌年度も税金取られるという事態になってしまいます。粗大ゴミ回収業者や、買い取り系会社の一部では、車体だけ持って行って手続きはほったらかしにしてることがあります(実際、多くの市町村役場の窓口で、そんな悪質業者への注意喚起文が貼りだされています)。発覚するのが翌年度の話になるので、だいたいが手遅れで、車税安いからと泣き寝入りしてしまう方もいらっしゃいます。
当社では、車体回収後だいたい2週間以内に手続きを完了し廃車証明をご依頼人様へ郵送しています。さらにその控えを当社で保管しておりますので、郵送事故や役所側の手違いなど万が一にも備えています。バイクの引き取りご依頼は、ナンバープレートの手続き含めて全て無料の当社へ是非ご依頼下さい。
6月の引き取り業務は、わりと暇です。その代わり修理業務が増える時期。道路端を走行中に水たまりにタイヤ取られて転倒したとか、大雨で駐車場が冠水してエンジン内に水が入ったとか、かなり重篤なケースが増える時期です。普段バイク乗られてる方ほどそういう危ない状況になりがちなシーズンですので、充分にお気を付けください。