スズキCA45A「Let’s4(レッツ4)」(2型)

スズキの汎用スクーター、レッツ4の2代目です。(レッツ4そのものの詳細はこちらを参照ください。)
初代レッツ4(CA41A型)を07年排ガス規制に対応させるべく、マイナーチェンジしたモデルになります。製造は2007年から2014年。
車台番号はこちら。
乗った状態で右側の中央下。フレーム下端(赤い丸部分)に刻印されています。CA45A-OOOOOO、車名:スズキ、型式:JBH-CA45A、原動機型式:A404、排気量49cc。

【補足1】1型との見分け方
エンジン仕様の変更ということで、1型と比較してシルエット的にはほとんど変わっていません。容易に交換できない部位はマフラーのO2センサー(上写真青印)です。これがある方が2型(CA45A型)。

【補足2】「2型」は、あくまでこのサイト上での呼称です
このサイトではモデル別ではなく型式で分類しているので、同じレッツ4でもCA41Aを1型、CA45Aを2型、CA46Aを3型と呼称していますが、全くもって一般的な呼称ではありません。お近くのバイク屋さんで「レッツ4の3型のスピードメーターが調子悪いのですが」とか尋ねられても、たぶん「???」となりますので、どうかご理解下さい。ちなみにスピードメーターで見分けると、燃料計のない「ノーマル」
フル装備の「G型」
CA43Aバスケットと統合された「統合型」(最終型)
レッツ4もバージョンや年式で細かく分類すれば14種ほどに分類されます。
CA45A型でも6種ほど存在します。写真の個体、エンブレムの「4」の字が黄色のは後半モデルです。が、簡単に取り換えられるものばかりなので、見分け方としてはあまり役に立たないかも。O2センサーについては、電装系まるごと入れ替えないと動かないんで、上記1型と2型の見分け方はある程度実態に則しているとは思います。

【引き取り事例】
2型の新車価格は、1型と比べると装備が豪華になった分だけ少し高くなってしまいましたが、それでも他モデルと比べると超絶的な安さです。小さい車体とそれなりに走るエンジンと相まって、中古車市場でも最安値の目玉モデルの地位を長く維持しています。大変多く世に出回ったモデルですので、引き取り事例も多いです。

今日の事例

今日は粕屋町と宮若市に行ってきました。
左が今日ご紹介のCA45Aレッツ4、右が1型のCA41Aレッツ4。いずれもエンジン不動、ナンバープレートの手続きは2型の方だけあり、1型はご依頼主様ご自身で済まされていました。

5月は納税通知書が届く時期です。この納税通知書が届くことによって、自宅(の倉庫とか納屋とか)奥の方に放置されたままのバイクの存在を思い出し、引き取りご依頼してくださる方が少なからずいらっしゃいます。そういう方のバイクは、いろんな荷物の下敷きになってる事例が多いです。人力で出来る範囲なら、こちらで整理整頓してバイクだけ奥から引っ張り出してことも無料で出来ますので、思い出したこの機会に是非ご依頼下さい。